ダイセロス森本

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

5.0
息が出来なくなるほど美しく、儚く、引き裂かれる仲間の運命に嘆き、魔法に惚れた。これこそハリーポッターワールド。
エディ・レッドメインがやっぱり美しい。彼って本当に女子力的なところでほかの出演者の誰よりも勝ってる気がする。やばいってこの色気と少女味。

さて作品自体がだいぶ複雑になってきて、ついてこれない人も多くなってきたかもしれない…と思っていたらやっぱり一緒に行った友人は「俺は英語が母国語だがさっぱりわからん」と頭を抱えていた。確かにこれは少々ハードな作りかもしれない。小説自体がそもそもめちゃくちゃ細かく作られているからこそ映像化するにあたって大変な削り作業があっただろうと思われる。にしてもこの完成度。何なんだ制作陣…?ナニモン…??

新たなビーストと活躍する二フラーが可愛くてたまらんのである!
猫じゃらしを振るニュート?いやいやこれだけで100ドル払えるよ!!
ティナに誤解されてちょっともやもやしているニュート?いやいやこれだけで300ドルでしょ!!

正直ジョニー・デップという俳優がどれだけ凄いのかというのを全く知らず、アイドル俳優みたいなもんだと思っているので、このイギリスの世界に突如現れるアメリカンスターがどうしてもいやだったけど、ヒュージファンはこれを夢見ていたんだというし、まあ…そういうのを考えるといい人にはいいのかもしれんな。しかしまあ、イギリスにだってもっとすごい大物はいるぞ…?ということで100%賛成ではない。

まあそれにしても良く作られたCG。もう魔法界すらが現実にあるような気がしてしまう。

スキャマンダー兄弟!ちょっと反則すぎだぞ最後は!!!!!!!!!
最初に再会したときのふたり、「おい、ハグしようぜ」で抱かれたまんまのニュート、まって~~~反則失神するした心臓止まる
なにあなた人形?おててぷらぷらして抱かれたまんまって何この図。死ぬんですけど。

何人のファンを抹殺したいのエディ…??どうしてこんなに変なキャラクターが美しく見えちゃうの?あなたのせいよエディ
あなたのその美しい顔立ちと可愛い眉毛とそれをおかしく演じる力と可愛すぎる笑顔にメロメロよ。やばい。また彼に沼りそう。

エディの若い時代を演じた少年も頑張っていたとは思う。声も近かったし、それなりによかったけど、やっぱりちょっと違う。このフリークな動き方はエディにしかできないんだな。同じキャラクターを演じるってしんどいなあ。

ダンブルドア出てきたときもうなんか涙出てきたよねああ…そうかジュードもいるのか…この世界は…どうなるんだ…って

最後なんかもう私本当にね推しがねやめとくねネタバレだわこれ

まじで物集めて狂うほど好きだった1作目。ロゴみて泣くぐらいの人間がついに2作目をみた。パワーアップしたこの世界に、ますます目が離せなくなってしまったよ。大好き。

サウンドトラックは引き続きジェームズ・ニュートン・ハワード。
FBのメインテーマに「えええそうくるか」と私(一応音楽関係者)をうならせるアイデア。いや、反則だろその展開、アレンジ、ああああやめてええええって感じ。世界に連れ込む音楽の強さも思い知った。

文句はない。