タケオ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のタケオのレビュー・感想・評価

3.8
魔法動物学者ニュート•スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック•ビースト」シリーズの第2弾。脱獄したゲラート•グリンデルバルドとの闘いがストーリーの軸となりますが、そもそも「ファンタスティック•ビースト」シリーズは全5作品での製作予定のため、本作ではそのほんの始まり程度しか描かれません。また、本作では回収されない続編のための伏線が多すぎて全体的にとっ散らかった印象があります。しかし、クライマックスのグリンデルバルドの演説シーンからの盛り上がりは目を見張るものがあり、「ハリーポッター」シリーズ以上に深いドラマを展開できる可能性が強く感じられました。それぞれが下した決断は、一体どう絡み合っていくのでしょうか•••。原作者のJ•K•ローリングはダンブルドアは同性愛者でグリンデルバルドに恋心を抱いていたって発言しているし、ブロマンス要素も打ち出されていくのかなぁ〜。本作単体で評価するとまぁまぁ良かったかなぁ〜といった感じですが、続編次第ではまた印象が変わるかもしれません。ファンの方なら必見の作品です‼︎
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