先日会社の同僚が僕に近寄り「契約社員の◯◯さんが(僕のことを)いい人だって言ってたよ」と伝えて来ました。
僕はその不意な報告に嬉しさを抑えきれず「えっ、嘘でしょ?」と、顔がニヤけるのを堪えながら、もう一度聞き直していました。
すると同僚はつかさず答えます。
「うん、ちゃんと言ってたよ『ファンタスティック・いい人』だって…」
それ、全部お前のネタやったんかい!
マジ腹が立つ。どこの二十代前半の女の子がそんな絶妙にダサい言葉で人を褒める!って言うか、ただお前が思いついた親父ギャグを言いたかっただけじゃねーか!で、何しっかりネタ喰ってんだよ!なんでお前が思いた小ボケでこっちはぬか喜びしなきゃいけねーんだよ! ワシのトキメキ返さんかーーーい!
したり顔でこちらを見つめる同僚と、奴のひとボケのためにまんまと踊らされた自分… そりゃツッコミだって語気が強くなりますよ。
あー、ウケたウケた。と満足げな同僚の奥で、契約社員の子がその会話を聞いて笑ってました…
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そんなどうでもいい話はさて置き、今作は僕にとって「ファンタスティック!」とはなりませんでした。
前作はとても面白いと感じたのですが、今作はまるっきり「ハリー・ポッター」の焼き直しみたいな内容で、とてもまどろっこしく感じてしまいました。動物たちの活躍は、いったいどこへ行ってしまったんでしょう。
なんだか登場人物も多く、敵と味方もよく分からないまま終わってしまった感じです。
前作の面白さから続編をとても期待していただけに、それこそ"ワシのトキメキ返さんかーい"と叫んでやりたい気分です。