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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.6
1930年。逃亡中のグリンデルバルドがダンブルドアと対面し、人間界殲滅を宣言した。若き頃互いに誓いを立てて闘うことが許されないため、ダンブルドアはニュートたちに陰謀を食い止めるよう命じるのだった。ニュートは兄テセウス、呪文学の権威ラリー、人間のパン屋ジェイコブらを引き連れて、グリンデルバルドが向かったベルリンへ潜入するのだが…


「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」

以下、ネタバレドアの秘密。


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今回の舞台はドイツ。信奉者を集め魔法界のリーダー選挙に打って出るグリンデルバルドの姿は間違いなくナチス台頭のメタファーですね。彼の優生思想なんかモロで、非常に分かり易い。こういうキッズ向けのコンテンツで世界史的要素が入るのは歓迎だし面白いところなんだけど、世界観的にはテキトー感が多いのが気になるところ。キリンで決めちゃう選挙、あまり意味のないスーツケース撹乱作戦などなど、シラケるとこも多々あったな。確かにマッツとジュード・ロウは魅力的だが、単なる童貞の動物学者が主人公のままでは、結局オトナは楽しめないという結論。ハリポタの方がもっと渋かったぞ⁈
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