ゆりの

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のゆりののネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜!グリンデルバルドとの決着は付いていませんが、ひと段落しハッピーエンド。4作目以降が製作されるかは、本作の興行収入によって決まるそうなので、とりあえずいい感じに纏まらせたんでしょうね。
ジェイコブ、クイニーおめでとう!(でも勝手にクイニーの闇落ちターンはまだまだ続くと思ってました。何のために闇落ちしたのってくらい呆気なく戻ってきたし。)


グリンデルバルドは、ジョニーデップからマッツに変わりましたがこれは良かったと思います!ジョニーデップのグリンデルバルドはヴォルデモートと系統が似た感じ過ぎて…。見た目は全然違うけれど、人間味のないビジュアルで恐怖のみで人々を支配しようとする点とか…。どうせなら全く違う悪役像を見せて欲しかったので、その点マッツの方が一見ダンディで優しそうにも見えていいな。ジョニデグリンデルバルドはダンブルドアと互いに恋に落ちたところが、想像出来ないんですよね。マッツグリンデルバルドだとなんか受け入れられる。

ダンブルドアの秘密は、割と原作ファンならみんな知ってることだったなあ。ローリングさんが、ダンブルドアはゲイでグリンデルバルドを愛してたって何かのインタビューで答えたのは有名な話ですし。
とはいえ、クリーデンスがアバーフォースの息子だったとは!
「ダンブルドアの秘密」はアルバスの過去とグリンデルバルドを愛したこと、アバーフォースに息子がいたこと、アリアナがオブスキュリアルだったこと、全てを意味するのかもしれませんね。


私は子供の頃、ハリポタのオタクでしたが、その中でもアルバス・ダンブルドアは大好きなキャラクターでした。
お茶目で優しく聡明な面だけでなく、人を仕向けるような部分があることや愚かな過去を持つことが明かされてからは、一部では(本当にネットの極一部かもしれませんが)不人気なキャラクター。でもやっぱり私は好きです。原作の死の秘宝の「キングズ・クロス」の章が大好きなのです。この章を読んで、アルバス・ダンブルドアを嫌いでなんていられません。
そんなダンブルドアをたくさん見られて、それだけでもいい映画でした。そして、麒麟に選ばれた所を見れたのも良かった。


※ナギニは登場しないの…。ナギニがどういう経緯で完全な蛇になったのか気になるから4作目では登場して欲しいなあ。
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