ヘイル、シーザー!の作品情報・感想・評価 - 7ページ目

ヘイル、シーザー!2016年製作の映画)

Hail, Caesar!

上映日:2016年05月13日

製作国:

上映時間:106分

3.1

あらすじ

「ヘイル、シーザー!」に投稿された感想・評価

舞台が映画界なので西部劇からミュージカルなどなど色々なジャンルが混在しているのが印象的。
ただずっと置いてけぼりくらって結局そのまま終わってしまった感じで、観た直後なのにどんな映画かあまり覚えていない。
コーエン作品は人を選ぶ。
べちゃ

べちゃの感想・評価

4.0
なんだ、わたしこの映画すごく好きだった!映画館で見ればよかった。テイタムショーだけでもお金だす価値がある…
おまる

おまるの感想・評価

3.0
つまらなくないけど記憶に残らない作品。コーエン兄弟の映画見るなら他の面白いの観た方がいい。
根本的に50年代の映画史世界史その他諸々を知っていなきゃ100%楽しめない映画だそう。

ジャンクフードの味しか知らない人間がいきなり三つ星フレンチ食っちゃった感覚。(それだけ敷居が高くて観る人間を選ぶ映画)

だから作品への若干の申し訳なさはあるけど誘拐だったり皮肉っぽい部分だったりコーエン兄弟らしさは垣間見えた。
私の頭が悪いのか意味が分からなかった
予備知識が無いと無理だったみたい
歌や踊り、出演陣は素晴らしかった
CHANELGIRL

CHANELGIRLの感想・評価

3.0
アメリカ映画🇺🇸エディ・マニックスのような人、好きだなぁ☺️面白かった😊
1950年代のハリウッドを舞台にしたパロディ満載のコメディ映画。
オールデン・エアエンライクが出演していることもあり観賞。

製作費2200万ドルと割と低予算映画ですがジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、ジョージ・クルーニー、チャニング・テイタムなど出演者がめちゃくちゃ豪華。

映画の内容としては、1950年代のハリウッド事情など予備知識がある程度ないときちんと楽しめない作品なので、軽い映画の割にはちょっとハードルが高いかなという印象。
一見しただけでわかった部分とさっぱりだった部分があり、後から調べてなるほどと思った部分も多かったです。

なので、コメディなんだけど、大笑いするっていうよりは「へー勉強になったなあ」という感想になってしまう部分が多め。

正直いって予備知識を多少入れておかないと「何が何やらわからない」状態になってしまう人も多いと思います。
(自分がそうだった)
ので、一切のネタバレしないでくれ!って人でなければ、この映画を楽しむための予備知識は必須だと思うので、以下まとめました。


<以下、ネタバレ要素あり本作の予習知識>


【1】1950年代のハリウッドについて
50年代、劇場へ行かなくても自宅で映像を楽しめるTVが登場。
娯楽の王様として君臨していた映画業界は、TVの出現により方向転換を迫られることとなった。

TVにはできない作品を作っていかなければ映画業界は生き残れないのでは?
そんな恐怖心から、ミュージカル映画や莫大な予算をかけた超大作映画が流行となっていったのが50年代ハリウッド。

本作では、当時実際に作られた映画を連想させるような映画の製作風景がたくさん登場します。

■ヘイル・シーザー
タイトルにもなっている『ヘイル・シーザー』は劇中で製作されているキリストの復活をテーマにした超大作映画。
ジョージクルーニー演じるハリウッドスターが主演し、大人数のエキストラや豪華なセットで撮影されている。

これの元ネタは1959年の『ベン・ハー』ですね。
まんまなので映画史に疎い僕でもさすがにすぐわかりました。

撮影風景や、編集段階の映像などが登場し、当時の大作映画の撮影風景をのぞけたような気分になり楽しかった。


■バークレー・ショット
スカヨハ演じる人気女優が人魚の格好で撮影している映画は、エスターウィリアムズ主演の『100万ドルの人魚』そのまんま。

プールでシンクロナイズドスイミングしている様子を天井から撮影する「バークレー・ショット」という撮影手法はかなり有名で、
大学の文学の授業で取り上げられて知っていたので「あっ!バークレーショットだ!」ってなりました。

モデルとなったエスターウィリアムズはミュージカル映画のヒット作に多数出演した人気女優。
スカーレットヨハンソンは顔立ちが当時のハリウッド女優にいかにもいそうな感じなのでハマり役でした。

華やかなハリウッド女優たちの裏の顔みたいな部分をうまく演じていて楽しかった。


■ミュージカル映画
中盤で唐突に、チャニングテイタム演じる俳優たちのミュージカル映画撮影シーンがかなりの長尺で登場します。

水兵さんスタイルの俳優たちが踊るミュージカル映画『踊る大ニューヨーク』『錨を上げて』を知っていると楽しいのだと思う。
このへんは不勉強だったのですが、テイタムがタップダンス踊ってるだけでとりあえず面白かったです。

大作映画を撮影しているけど、舞台裏はけっこうしょうもない感じ、っていう描写は、50年代のハリウッドを描いているようでありながら、現代のブロックバスター映画主流のハリウッドのことを揶揄しているようにも感じました。

スカヨハやジョージクルーニーら現代の大作映画常連スターを、裏の顔がしょうもない俳優という役で起用したのはそういうことだと思います。


【2】共産党について
第二次大戦後、世界では共産主義が流行します。
本作では共産主義に傾倒するハリウッドの脚本家たちが登場。

いつの世も、芸術方面の人々はどちらかというと体制批判的、左翼的な思想に寄っていることが多い傾向がある気がしますが、
それはこの時代も同じで、現実でもハリウッドの脚本家らの間で資本主義批判/共産主義が流行し、弾圧が行われました。

ここは歴史や経済学の勉強をしたことがある人なら、赤狩りの話など知っていて割と重いテーマと身構えてしまうかもしれないですね。
逆に共産主義の歴史について疎い人は、何がなんだかまったく理解できない気がします。

ただ、本作ではちょっと共産主義をバカにしたような扱いで描写されてしまっていました。
まあコメディ映画だからっていう部分もあるのでしょうが、
共産主義は失敗、っていう現代の目線で描いているような印象で、ちょっとここは違うんじゃないかなと思った。

現代では結果としてソ連は崩壊し共産主義は時代遅れとなりましたが、
50年代当時は、資本主義社会にとって共産主義思想は脅威であったという時代背景だったはず。

時代の空気感みたいなものは肌で感じたわけではないのでわかりませんが、
この時代の共産主義って、知的なエリートたちが本気で理想と夢をもって傾倒していたんだと思うんですよね。
彼らをちょっとバカみたいに描いたのは違うんじゃないかな、って思う。

現代のアメリカから見た視点であって、薄っぺらいと思います。


【3】キャラクターについて
■オールデン・エアエンライク
『ハン・ソロ』を演じたオールデンが、西部劇のスター俳優役で登場。準主役級のいい役でした。
ロイ・ロジャースっていう西部劇の人気俳優がモデルみたいです。

冒頭、西部劇の撮影シーンでの華麗なアクションは素晴らしい。
これ、公開当時劇場で観た人は「ハンソロいけるじゃん!」って思ったんだろうな。
投げ縄のシーンたくさんあるけど、あれ本当に練習したんだろうか?CGかなってくらいスゴイ。

で、アクションスターだった彼が、ドラマ映画に抜擢されたはいいけど。。
のくだりがとにかく最高なので、ここはぜひ観て爆笑してほしい。
字幕もおもしろい。

■ジョシュ・ブローリン
サノスが主役です。次々と発生するトラブルを片付けていく仕事っぷりが心地よい。
ただ、彼の演技はよかったけど、なんか脈絡なく関係ない話が次々展開されて、この映画は何がしたいのかわからなくなってくる面もあり。

■ジョージ・クルーニー
アカデミー俳優の彼は、まさかのコメディ要員でした。
オーシャンズシリーズなどの彼からは想像できないしょうもない姿がたくさん見られます。

■姉妹のゴシップ紙記者
たぶん日本人にとっての梨本さんみたいな有名人物がモデルになってるんだろうけど、知らないのでよくわからなかった。
たぶん他にも細かいネタがたくさんあって、70代以上くらいの映画好きアメリカ人が見たらこの映画ってめちゃくちゃ面白いんだろうなと思います。

■ナレーター
節目節目で、唐突にナレーターの声が入ってくるんだけど、
声の主はハリーポッターのダンブルドア校長でおなじみマイケル・ガンボンでした。
なんか聞いたことあるなあと思って観終わってから調べてびっくりした。


【スコア】
★2.5ですかね。
元ネタを詳しく知ってる人ならもう少し評価高いのかもしれませんが、
こういうのは調べて理解しているようだと勉強にはなりますがコメディとしては楽しめないです。

それと、単発のネタが次々と繰り出されるのはいいけれど、
結局作品全体として散漫になっていて何がメインなのかよくわからなくなってくるし、
一応メインに据えられている共産主義の人々の話がイマイチでした。

僕は別に共産思想とか左翼的思考ってわけではないけれど、
当時の世界史/経済史的な流れを考えると、共産主義ってバカにすべき対象じゃないと思うんですよね。
21世紀の視点から見て、共産主義をちょっとバカにしたような描写が気に入らなかったです。

ソ連の潜水艦のシーンもなんかマヌケっぽい映し方をしているように感じられたし。

とはいえ、個々のシーンで楽しく笑えるシーンがあったり、
ハンソロのオールデンはなかなか好演していたので、見て損はなかったかなということで評価としてはまあ普通レベル。

映画史に興味ある人は、予習してから観るとよいかと思います。

最後に。
共産派の人々の家があったのがマリブだったので
「トニースタークの自宅じゃん!」って思ってしまった。
1950年代の赤狩りを皮肉った、上品な罵倒。キャストがとにかく豪華だし、衣装や小道具が雰囲気たっぷり。ちょいテンポ悪いけど、そのぶん落ち着いた気持ちで観られる映画(笑)
ka28mar

ka28marの感想・評価

3.0
ハリウッドテンやソ連を弄りながらシニカルに笑うところとか、往年のスターやスタッフを支えてきた「何でも屋さん」の存在とか。

ユダヤ人達が言葉の分からない弱者に夢を与えるために始めた無声映画→ハリウッド映画→資本主義⇔共産主義

ハリウッド映画へのオマージュね。
もうちょっと早く産まれてたらもっと楽しめたのになぁ。

[NF_D]
Hommy

Hommyの感想・評価

-
なかなかの豪華キャストに好みな時代設定でそこそこ面白かったけど、結構とっちらかってる。
劇中劇でミュージカルやウェスタンがあったりと、かなりてがこんでて、潜水艦までだしちゃうんだからそーとー金かかってんだろーなーと思う。オマージュもきっとふんだんにあったと思うけど、よくわかりませんでした。笑
映画っていいよね、ってメッセージはよーくわかりました。笑笑
コミュニズム脚本家コミュニティにハーシェルゴードンスミスいたよね?笑笑