バッドマンを見たことないので知識ゼロで挑みましたが、もう、ジョーカーの虜になりました。
なぜにあんなにセクシーなんや、叩かれてる理由がわからない……そのたくましいタトゥーまみれの胸に抱かれてみた過ぎるっ、、、アラサーの性欲に“国境”なんて関係ないんだぜ！！！！
映画を一言で言えば【ハーレイとジョーカーのラブストーリー】。
あんまりピンとこない日本国の人間にも、分かりやすいように訳してみましょう。
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ガリ勉の結果、早稲田大学を出て精神科医となった「真面目系女子」ハーレイ先生。
そしてある日、勤務先の精神病棟に、NYイチイカれたサイコ野郎ジョーカーくんがご来場。二人はそこで出会いました。
髪の毛が黄緑色な彼。真っ白な拘束衣のスキマから見え隠れするタトゥーがチラリズムな彼。
ハーレイ先生は目線を外せなくなりました。
「だめ、こんなに見つめちゃ……患者さんなんだもん……。だめ、でも気になる、やだ、でもジョーカーくんの事、もっと知りたい……！」
結果、
「早稲田にはこんな素敵な人いなかった」ということで、
典型的なワセジョのハーレイ先生は、ジョーカーくんの一周回ってハッピーな浮かれポンチキ加減に特別な好奇心と恋心を抱きました。
そして少しずつ、少しずつ、
彼を理解したい気持ちが彼のいいなりになることに変わり、悪の道を歩み始めてしまうのです。
そして、ジョーカーくんは病棟をぶっ壊して脱走！ついでにハーレイ先生は捕まり、電気を流されます。そして頭がアッパラパーに！！
「ニャーン、ダーリンここだっちゃ！」な口調に変わり、職業は精神科医からイケテるビッチに転職。地味なスーツを脱ぎ捨て、露出高めのセクシースタイルにシフトチェンジ！どこにいくにもジョーカーくんと一緒！ジョーカーくんだいしゅき！ラブラブチュッチュッ！！
……まぁ、好きな男のアクセサリーになったわけです。
私個人の解釈ですが、
ハーレイはここで本当は電気なんかもらってないと思うんですね。
「○○されたから悪になった」のではなく、「大好きなジョーカーの望むわたし」になりたかった。
それこそ、ハーレイがハーレイになった答えなんだと思います。
だから、すったもんだの末にジョーカーが死んでしまった時の彼女の表情に注目です。
悲しさや寂しさと同様に、安堵が伺えます。少しホッとしたんだと思うのです。
親に言えない恋愛なんて大概不幸になるだけ。それでもいい、とアクセルを踏み切ったハーレイはすごい。ドラマチックです。生まれも育ちも180度違うジョーカーのアクセサリーとなった時間は、彼女にどんな痕跡を残したのでしょうか。ジョーカー無き後、彼女はどうやって生きていくのでしょうか。
精神科医に戻るのか？！それともビッチでバッドな子猫ちゃんを続けるのか？！そこにバッドマンの存在はあるのか？！女の一生は結構長い！！人生は「その後」の連続だ！！どうするハーレイクイン！！
ということで、ジョーカーがとにかくカッコ良かったという映画でした。ジャケットを脱ぐ仕草１つとってもセクシー……。あんな金色のジャケット似合う男、竹中直人以外知らなかった。
厚い胸板、ゴリゴリなタトゥー、
抱かれたい男2017年暫定１位です。あとから調べたら、ジョーカーって薬品タンクに落ちたから髪の毛緑で肌の色が真っ白になったんだってね。そういう暗い過去持ってる男ってモテるよね。保険証持ってねぇのかよってくらい、銀歯だらけなのにね。
