翼

スーサイド・スクワッドの翼のネタバレレビュー・内容・結末

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

そもそもがソロでやってる悪党が首の爆弾に脅されながら世界を救うなんて動機が弱すぎるし、その爆弾が無効化されたあとなんて雲隠れするのがいいところなのに、なぜか命を賭けて戦っちゃう。

なんで?動機は?逃げればいいじゃん、とか、そーゆー尺度では測れないから悪党やってるんだよね。
「仲間をバカにすんな」という矜持一つ。
潔いね。

ヒーローはいろいろ背負い易く(DCは特にて)コンプライアンスに絡めとられるけど悪党は自分の意志一つ。
その逞しさをみた。


ジャレッドのジョーカー、良かった。
バットマンフォーエバーではジムキャリーが、ダークナイトではヒースレジャーが、それぞれに完璧に表現しきったと言えるジョーカーの三番煎じ、どうなることかと思ったけど。ハーレイクインを引き立てる、どこか理想の男性を思わせる魅力的なジョーカー。
翼