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図書館戦争 THE LAST MISSIONのバナバナのレビュー・感想・評価

図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)
4.0
8割方戦闘シーン
岡田くんが宣伝でやたらと照れていた割には、堂上と笠原のLOVEは進展することは進展するけど、
萌え萌え度よりも、ハラハラ度の方が強くて「こんだけかい!」という感じでした(笑)。
これなら奥さんに無理やり映画館に連れてこられたご主人も、
純粋にアクション映画として楽しめると思います。

ストーリーとしては、茨城県展をベースに、手塚・兄が出てきて、
『図書館革命』のテイストも入れてあるので、これが本当にラストになりそうです。
手塚・兄、原作では比較的中立的な感じだったのに、映画ではかなり怖い奴になっています(笑)。

俳優さん達が重装備の衣装を着て、重い銃器を持ってひたすら走り回ってらっしゃるので、撮影現場は大変だったのだろうな、と思います。
特に榮倉奈々さんは、男性と同じ衣装の上に頑丈なジュラルミンケースに入った弾倉を運ぶ…など、走るシーンが多く、
『図書館戦争1』が終わった後も、ずっとジムに通い続けて体を鍛え、
今では懸垂も並みの男性よりも出来るようになったというのも、さも有らん…、という感じでした。
岡田くんの修斗技は、1よりもさりげなく全編に散りばめられている感じでした(でも、すごかった)。

私は、戦闘の白兵シーンが本当にリアルなので、
「専守防衛」の自衛隊が、安全保障条約に則って海外に派遣された時に大丈夫なのか~と、思いを馳せてしまいました(ちょっと、グッタリしちゃったかも)。

全体的に、恋愛要素よりも断然アクション要素が強い本作。
ロケ地の建物を上手く生かして戦闘シーンを構成しているので、岡田君ファンではない男性の方も、楽しめると思います。
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