がんびーの

イロイロ ぬくもりの記憶のがんびーののレビュー・感想・評価

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)
3.6
シンガポール映画初めて見たかも。
どういう国なのか、どういう歴史があるのか、とかをもうちょっと知った上で見ればよかったなと思います。いまいち他の国との関係性がわからなかったので「なぜ?」ってシーンが多々ありました。

ただ、そんなお堅い映画ではないので気楽に見ても楽しめます。主人公のわがまま少年ジャールーが段々成長していく様子に心が温まります。前半は結構彼の言動にイライラしたんだけど。

家族以外の大人の人との関係って案外重要だったりするのかも。きっとジャールーのこの時のことをずっと覚えてるんだろうな。

1997年のシンガポール。わがままなひとり息子ジャールーに困った母は、世話係にフィリピン人メイドのテレサを迎える。母国に残した息子のため懸命に働く彼女の姿に、当初は反抗的だったジャールーも徐々に心を開いていくが、折しも不況で父がリストラされ…。シンガポールの新鋭アンソニー・チェン監督が、自らの少年時の体験を基に、大切な出会いの物語を繊細かつ瑞々しく綴る。カンヌ国際映画祭でカメラドールに輝いた。
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