わだげんた

エル・トポのわだげんたのレビュー・感想・評価

エル・トポ(1969年製作の映画)
2.5
ゴダールは金玉1つしかないけど俺には3つあるんだぜ!

とはこの映画の監督であるホドロフスキーのお言葉だそうです。要はゴダールにない性欲がご自身にも、そして作品にも滲み出てる、ってことだそうで。

ギラギラのエログロが満載の怪作でしたよ、はい( ☆∀☆)

この間、『ホドロフスキーのDUNE』って作品観て、あらためてホドロフスキーに興味を持ち、今回早稲田松竹で代表を二本立てで上映するということで行って参りました。

結構な混雑でした。まあ、ほとんど男性客でしたが(笑)

「エル・トポ」は前々から気にはなってた作品で、昨日探したらDVD持ってた(笑) 買っては観たものの観ないで死蔵されてた模様。

今回観てみて、初見は劇場で観て良かったな、と思いました。DVDだったら途中で止めてたかも(^_^;)

子連れのガンマン、エルトポ。周囲一帯を牛耳る大佐を始末したら、大佐の女に惚れられちまった。
子供を置き去りにして、その女と旅に出るエルトポ。
ところがその女は¨強い男¨が大好き。四人いる¨強い¨ガンマンを始末して、エルトポにナンバーワンになれという。

こうして、四人の男と戦う旅に出るエルトポと女だったが。。。

ってお話。

ストーリー事態はマカロニウエスタンそのものな感じですが、四人と戦った後の展開がもう何がなんやら。

途中で挟み込まれるシュールな描写にも??? ってなる。

砂漠で水が吹き出したり、砂を掘ると生卵が出てきたり。

オープニングからエルトポが連れ回す少年は何ゆえに全裸なのか(股間モザイクあり)。

途中出てくるエルトポと行動する女のレイプシーン。なんだかやけに生々しいな、と思ったらホントに騙し討ちで撮影したシーンだとか。

後半に体が不自由な方々とかたくさん出てきますが、それまでの世界観からすると、妙に馴染んでて。。。

「ホーリーマウンテン」と二本立てだったんですが、劇場出たときには毒気にやられてぐったりでした(笑)

劇場から新宿まで、町山さんの「難解映画解説「エル・トポ」編」聴きながら帰りました。答え合わせになるほどと思ったものの、自分じゃ絶対理解できない作品でしたよ。

観てるときは「この映画、二度と観ないかもな」と思ってましたが、しばらくするとまた観たくなりました。町山解説を聴いたせいもあるけれど、なんだか中毒性がある作品なのは間違いないみたいですねf(^_^)