けんくり

エル・トポのけんくりのレビュー・感想・評価

エル・トポ(1970年製作の映画)
4.0

血みどろ不条理で、それでいて神秘的。
どこに感情を持っていけばいいのか、訳がわからなくなる映画。

中盤までは少年マンガみたいな砂漠の四天王との対決。そこから喜劇のようになって、ラストは神展開。

黒人奴隷や肥え太った権力者、フリーメイソンのようなモチーフは、アメリカへの風刺なのかな。

たった2時間なのに物凄く長い映画を観た気分。さすがカルト映画。