みい太郎

報復者のみい太郎のレビュー・感想・評価

報復者(2013年製作の映画)
2.1

ファン・ジョンミン氏の次くらいに好きな俳優、結構好きなヤンドングン君がでてたので…。

どちらかと言えばジャガイモ顏の下の部分の人で今回悪役と呼ばれる側。W主役な感じです。

やっぱあの顔なんで(^_^*)姑息な悪い奴をやらせると上手いと思う。人間は変わる、本人が変わりたいと思えば…でも条件や環境だけが変化しても本質は変わらないのだなあと終始納得しました。

どうもこの映画子役の子達が絶滅的に魅力的ではなくて(見た目じゃなく)繋ぎが上手くいかない感じだった。

ハンサムな上の方韓流ドラマではお馴染みのチュ・サンウク氏。
いつも精悍で不器用な坊ちゃん役が多いからか…後ろ盾がなく貧しい人物と言われてもしっくりこなんだ。観てる方が彼のひがみっぽくに(苦笑)慣れない感じ。

でも虐げられ癖がついた人、独特の僻みや情けない情感…ヤッパリ器用だなあとは思いました。

善と悪が明確な様で…大元は善悪明確なはずなんだけど物語が進むにつれて善悪が入れ替わるというか…

虐める側が絶対的に悪いはずなのに…善が復讐に至る経過が偶然の再会、その時点での自分の境遇が
すべて悪のドングン君のせい。
と、なる経過に…「いやそれはちがうよ」と心で突っ込んでしまった。

強烈な経験や苦しい想い出。抜け出すには簡単ではないです。分かります、想像出来ます。でも引きずってしまってるのは自分の選択
強烈な経験、仕返ししたいとは思うでしょう。でも10年近く思い出の加害者が何してるかさえ知らなかったのだから…復讐は元々選んだ選択じゃねえし。過去じゃなく“今“の気持ちだから。八つ当たりに近い。気持ちに寄り添えない
善悪が入れ替わる理由な気がした

悪は悪なんだけど追い詰め方に
共感できないんだよなあ。
ドングン君なんでこの作品選んだんだろうなあ…残念。作品に恵まれない。うまいのになあ…

2014.11 DVD鑑賞
みい太郎

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