adagiette

いつだってやめられる 7人の危ない教授たちのadagietteのレビュー・感想・評価

4.0
イタリア語わかりた〜い!
研究ダイスキ!なヲタク気質の学者 学内政治がヘタでロクなポジションにつけないのだが ついに クビになってしまう。
長らく同棲してる彼女はカンカンだし なによりもマジで生活に困る。
そこで思いついたのが合法ドラッグの製造販売。
ファイナンスやら調達 ロジ 販売促進などに強そうな同業者 --つまり失業した研究者を集めて 一儲け!

設定も展開も ありがちなパターンだけれど 得意分野については高度な知識をもつ学者とアングラ・ビジネスとのミスマッチが可笑しい。
みんな話が回りくどくてわかりにくくて全然通じないw 
イタリアもヲタク気質研究者は苦労してるのかしらね?
ただ 博士号持ってるプライドはあるんだけれど なにせそれじゃぁ食べていけなかったので態度は控えめなのが可愛い。
字幕だけでも笑えるんだけれど、名前を尋ねられてわざわざ プロフェシオール◯◯と名乗ったり イタリア語全部わかったらめちゃくちゃ可笑しいんだろうな。
是非是非 日本版も作ってほしいと思っちゃうわ〜

舞台はローマ。
ローマってイタリアの方にとっては 古臭い街のイメージがあるんでしょうかね? あえてのポップな色調の画面。
そこに 全然イケテないおっさんたち。
楽しかったでーす。
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