アノクタ

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望のアノクタのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

踊るシリーズ第4弾にして完結編!

ラストは…
警察内部の腐敗・真の正義とは何か?

警察への復讐心から犯人達は
真下署長の息子を誘拐するのだが…

脚本の完成度には?がつく。

正義の暴走が
上司の息子を誘拐・殺害へと向かう
犯人達の心理に納得感がない。

同情の余地が弱いから
見ていて犯人達に何の感情も沸かず過ぎていく。

そして…
青島が犯人捜索するシーンでは
青島がエスパーばりの動きを見せる。
神がかりすぎていて
刑事というよりスーパーヒーロー。

バスを運転してくる、すみれさん含め
リアリティの範疇を超え過ぎてるので
冷めた目線で観てしまう。

だがしかし…
そんなありえない連続の中ではあるが
有終の美を飾る今作。

ラストのカットはとっても素敵だ。

青島はどういう感情でこちらに手を振ったのか?
「さようなら」なのか「また会おうなのか」

短いシーンだが
雪乃さんや新城・沖田の両警察官僚の登場も
ファンとしては喜ばしい。

15年間見続けてきたファンからすれば
寂しくも清々しいラスト。

踊るシリーズをしっかりと決着してくれた
感謝の1本だ。

個人的には
テレビ版のお台場を歩くエンディング。
ラストはアレで〆めて欲しかったけど…

ナイスカット
オープニングタイトル。
同ポジカットやサブタイトルなど
歴史を感じさせる。カッコイイ。

エンディングのLove Somebady
これまでのアレンジの歴史を含めた
リミックスが良い!
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