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ここに泉ありのKOGのレビュー・感想・評価

ここに泉あり(1955年製作の映画)
3.9
年末年始の特別番組として群馬テレビで放送されたので鑑賞。

戦後、高崎の市民オーケストラが群馬交響楽団へ発展していく草創期を描く。
食べていくのがやっとな時代に、地方で市民オーケストラを立ち上げた、というところがすごい!

予算が枯渇し、団員の給料がまともに支払えない、もらえないところに団員同士が争う場面はリアリティがあった。
何度も解散の危機があったがそれを救ったのが
山間部の学校の子どもたちだった。子どもたちの前で演奏した後の小林桂樹の感想(つぶやき)がなんとも感慨深い。
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