古泉智浩先生の名作を映画化。面白かったですー!「ライフ・イズ・デッド」は結構ズッコケな出来だったので、今作はいい感じで嬉しかった!
桐島ミーツロッキーとでも形容できそうなボンクラ中学生のお話。
まぁなんと言っても主演の清水尚弥君が死ぬほどタイプでして…ずっと眼福を味わいながら鑑賞していました。
彼をいじめてしまう強美ちゃんの気持ちは痛いほど理解出来るのです。だって嗜虐心をそそられる顔してるもの…
死んだ目をしていたのは必ずしも主人公だけじゃなく、各々がなんとなく日常にフラストレーションを抱えています。
(個人的には、このモブっぽい子たちにもそれぞれ背負ってるものが合って、それが徐々に滲み出した結果その他大勢→個になるっていう学生映画が大好きなのでツボにがっちりハマりました)
ラストに向かうにつれ、みんながフラストレーションをいろんな形で発散してくのが心地良い。死んでいた目に最終的に宿った光は、まさに青春そのもの!