すず

みんなの学校のすずのレビュー・感想・評価

みんなの学校(2014年製作の映画)
5.0
学校の在り方と子供たちの居場所

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
予告を観るたびウルッっとしちゃう。観る前から泣ける映画だろうと思っていたが、うん、やっぱり泣ける。こういうドキュメンタリーに弱いんですよねー😢

大阪にある大空小学校は他の学校とは違うんです。障害児の割合が他の学校と比べて非常に多い。しかもクラスが特別学級と普通のクラスとで分かれてないんです。だから一緒に授業を受けるんです。想像できますか?難しいこともあったりします。けれども誰かを助けること、思いやることを学んでいく。こういうのって小さい頃から経験すると障害者への偏見がなくなってとっても良いと思いました。運動会のリレーはなんとクラス全員で!勿論障害児も走りますよ😊

もう1つ他の学校と違うところは問題のある子や学校に行けなくなってしまった子をどんどん受け入れる。言わば救済所。でもね、子供たちにはちゃんと理由があったりするんです。そこを解決してあげれば楽しく学校に来るんです。不登校ゼロへの取り組み。そこに行き着くまでには先生たちの見守る姿、とことん子供たちと関わる姿があるんです。子供たちがねー良い子なんですよー❤反抗的な態度だったりしてもなんだよーそんな風に思ってたの⁉と大人を喜ばすようなことしてくれるんですよ。だからねー子供ってやっぱり良いなって思えたし、この子たちみんな好きだー!!ってなって、なんかねー泣けてきちゃう😂

新米先生(座親先生)も人間だからね~指導が間違うこともあるんです。だけど他の先生たちが助けてくれる。怒ってくれる。木村校長と一緒に働く先生たちは時に生徒のように学んでいく。木村校長に指導してもらえる先生も子供たちも羨ましい。将来どれだけの人が恩師と思うことでしょう。私もこんな先生に出会ってみたかった。


どんな子もこの学校なら「自分はここにいても良いんだ」って思える。


この素敵な学校を


覗いてみませんか?😊
すず

すず