チモシー

日本のいちばん長い日のチモシーのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.4
戦争というものや 日本を守ると言う事が 各々の思想や立場などにゆがめられて 上手く機能していない政府、軍部、天皇

それぞれ自分が1番正しいと思い込んでいるので 全くまとまらない

今の政治でも ウルトラマンでも一緒だ

土壇場で自分の思い通りに行かない事がわかってからの人間の狂気は 米騒動とか赤穂浪士とか226事件、いつの時代もあって、絶望をぶつける場所が 人の命になるのだろう

戦争はとても宗教じみていて、洗脳されなければ人同士の殺し合いは一般市民が普通に出来ることではないので、あやつられた事になる

その中で戦争をしたくない、おこしてはならないと考えて、広めて、心を痛めていた人は 国民の何割居たのだろうとよく考える

ちっとも無くならない世界の戦争を憂えている

馬鹿な人たちの生き様を見せられて 物語に入り込めなかったので、今も戦っている戦地の人に思いを馳せていた
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