NinaSinnerman

日本のいちばん長い日のNinaSinnermanのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.2
映画として、薄い。荒い。

皇室と政府と高官軍人たちの中からの、要は上からの視点だから戦時中の下々の悲惨さはクローズアップされなくて仕方ないけれど。にしても小綺麗過ぎやしないだろうか。
まあ、その小綺麗さは画の造り方が綺麗だからでもあるのだけれど。

日本の役者さんには疎いけれど演技はみんな説得力があってとても良かった。

脚本と編集と演出が薄くて荒くて役者さんたちがちょっと可哀相。
この演技とカメラならもっと素晴らしい映画が出来たかもしれないのに。
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