CSでやってたので。
1967年の作品に衝撃を受けた記憶があり、リメイク版が気になったのですが、旧作のような衝撃はありませんでした。
それはそれで仕方ないなあと思います。1967年作品の俳優の多くは戦争を知っている世代であり、本作で重要な役割を担う松阪桃李は1988年生まれ。何不自由なく育った人間にあのような役は難しいと思います。
旧作と違い、天皇を大きく扱っているところも時代の変化を感じます。旧作では斜め後ろからのシーンが多く、天皇の顔を正面から移すシーンがなかったと記憶しています。本作では本木雅弘ですのでよくしゃべります。
編集の仕方だと思いますが、なんとなく尻切れトンボ感が拭いきれませんでした。