天狗

日本のいちばん長い日の天狗のレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
2.7
CSでやってたので。

1967年の作品に衝撃を受けた記憶があり、リメイク版が気になったのですが、旧作のような衝撃はありませんでした。

それはそれで仕方ないなあと思います。1967年作品の俳優の多くは戦争を知っている世代であり、本作で重要な役割を担う松阪桃李は1988年生まれ。何不自由なく育った人間にあのような役は難しいと思います。

旧作と違い、天皇を大きく扱っているところも時代の変化を感じます。旧作では斜め後ろからのシーンが多く、天皇の顔を正面から移すシーンがなかったと記憶しています。本作では本木雅弘ですのでよくしゃべります。

編集の仕方だと思いますが、なんとなく尻切れトンボ感が拭いきれませんでした。
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