イホウジン

日本のいちばん長い日のイホウジンのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.3
観て損は無い映画。
当然、ある特定の人物を「味方」「敵」と区別しているのでフィクションとして考える必要はあるが、ポツダム宣言受け入れまでに日本で何が起こったのかを知る意味では、いい映画である。
ただ、この映画の最大の見せ場のひとつであるはずの「エリートたちの気持ちの変化」が雑で、物足りなさを感じた。
クーデターのシーンはとても印象的で人を飽きさせないので、3時間以上の大作でもよかったかもしれない。
昭和天皇が東條英機を咎めるシーンは感動的。
イホウジン

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