飯

日本のいちばん長い日の飯のレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.8
至急67年版 岡本監督の同作を観なければならない。
そう遠くない過去にこれらの事件が実際にあった。まだまだ知らないことだらけだ。

作品の話。字幕がないときつい。とにかく分かりやすく説明なんてものは期待してはいけない。ある程度の知識前提での展開の速さ。堅い言葉と沢山人出ます。
原田監督の演出がかなり好み。映像一つ一つの画が綺麗で細やか。カメラの使い方というか、カットというのか美しさを感じる。
役者のチョイスに文句のつけようがない。
名だたる名優と、舞台俳優に重きを置きながらも流石の芝居である大場泰正、山路和弘ほか。そしてその中でも格段に良かった松坂桃李恐るべし。
「孤狼の血」でも思ったが、我が正義の思想を全うしようと周りが見えなくなり直進する瞬間は、狂気の目と血の通わなぬ声を出すことがある。
飯