りく

日本のいちばん長い日のりくのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.8
H30.9.12

私はクーデターがあったことすら知らなかったため、映画の内容、また撮影技術等々についても何も言えない。ただ見ていておもしろかったし、官庁を燃やそうとするシーンは笑えた。

戦争映画というものは見れば見るほど、人が本当に愚かで醜く卑しい生き物であると自覚させられ涙が出てくる。
また、20歳を超えた私が自ら歴史を知りたいと思って観ることは自分の意思であるとともに心がある程度、成熟しているため良いとは思うが、子どもたちに戦争を教えるのはどうなのかと戦争について知れば知るほど思うようになってきた。こんな人間の汚い部分を子どもたちに見せても良いのか。歴史を受け継ぐということはとても大切なことだと思う。私も知りたい。けれど、なるべく見せたくないし、私も知りたくなかったとも思う。
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