『8月15日終戦記念の日』だから。
今、この平和な日本に暮らし、ここにある幸せに感謝します(*^^*)❤合掌
映画『日本のいちばん長い日：聖断』＊
“ 聖断 ” までの日本のいちばん長い１日がここにありました。
もっくんは、昭和天皇でした。←もっくん、昭和天皇にしか、見えません！
「8.15昭和天皇の終戦宣言・玉音放送」
今日で終戦72周年。
72年前の正午、
昭和天皇の玉音放送によって当時の国民は終戦を知りました。
玉音放送というと、
「耐え難きを耐え、
忍び難きを忍び」
のくだりが有名ですが、その続きまで覚えている人は多くないでしょう。
実はこの昭和天皇の終戦宣言が戦後の原点です。
何のために日本は戦ったのか。
日本の自立と東アジアの解放のためだったとはっきり言っておられる。
その昭和天皇の日本と国民への慈愛溢れるお言葉をぜひ、感じてみてください。
45歳の天皇が国民の父となり
無私な命をかけたメッセージなのです。
私たちの祖父、祖母は
日本は敗戦し絶望しながらも希望の光をわずかに感じ、どんな苦難も昭和天皇と乗り越えて新しい平和な日本を創ろうと決意した瞬間でした。
72年前にタイムスリップして
昭和天皇からのメッセージと思ってゆっくり読んでみてください。
現代語訳を全文で紹介します。
1945年8月14日に発布され、
昭和天皇が録音。
翌15日正午にラジオで放送された。
『世界の情勢と日本の現状を
深く考えた結果、
緊急の方法でこの事態を収拾したい。
忠実なあなた方国民に告ぐ。
私は、
「共同宣言を受け入れる旨を
アメリカ、イギリス、中国、ソビエトの
4カ国に伝えよ」
と政府に指示した。
日本国民が平穏無事に暮らし、
全世界が栄え、その喜びを
共有することは
歴代天皇が残した教えで、
私も常に心に持ち続けてきた。
アメリカとイギリスに
宣戦布告した理由も、
日本の自立と東アジアの安定を願うからであり、
他国の主権や領土を侵すようなことは、
もともと私の
思うところではない。
だが戦争は4年も続き、
陸海将兵の勇敢な
戦いぶりも、
多くの官僚の努力も、
一億国民の奉公も、
それぞれが最善を尽くしたが
戦況はよくならず、
世界情勢もまた
日本に有利ではない。
その上、敵は新たに、
残虐な爆弾を使用して
多くの罪のない人を殺し、
被害の及ぶ範囲を測ることも
できない。
このまま戦争を続ければ、
日本民族の滅亡を招くだけでなく、
人類の文明も
破壊してしまうだろう。
そんなことになってしまえば、
どうやって
私は多くの国民を守り、
歴代天皇の霊に謝罪すればよいのか。
これが、私が政府に共同宣言
に応じるように命じた理由だ。
私は、東アジアの解放のために
日本に協力した友好国に対して、
遺憾の意を表せざるを
得ない。
戦地で命を失った者、
職場で命を失った者、
思いがけず命を落とした者、
またその遺族のことを
考えると、身も心も
引き裂かれる思いだ。
戦争で傷を負い、
被害にあって家や仕事を
失った者の生活についても、
とても心配だ。
これから日本はとてつもない
苦難を受けるだろう。
臣民のみんなが思うところも
私はよくわかっている。
けれども私は、
時の運にも導かれ、
耐えられないことにも耐え、
我慢できないことにも
我慢し、
今後の未来のために
平和への道を
開いていきたい。
私はここに日本を守ることが
できると信じる。
また、忠実な国民の
真心を信じる。
私は常にあなた方と
とともにある。
感情の赴くままに問題を
起こしたり、仲間同士で
排斥したり、
時局を混乱させたりして、
道を外し、世界からの信用を
失うことは、
私が最も戒めたいことだ。
国がひとつとなって
家族のように団結し、
日本の不滅を信じ、
責任は重く、
道は遠いことを心に留め、
総力を将来の建設のために
傾け、道義を大切にし、
固くその考えを守り、
国体の本質を奮い立たせ、
世界の流れから
遅れないようにしなさい。
私の愛する国民よ！
これを私の意志だと思い、
実現してほしい。』裕仁
この玉音放送で玉砕覚悟だった軍部も昭和天皇の想いに涙し悔しいながらも一斉に従い、桜が散るように見事なまでの終戦へ導いた歴史的な一日だったのです。
映画『日本のいちばん長い日：聖断』2015年作
主演：役所広司
映画『日本のいちばん長い日』1965年作
主演：三船敏郎
今日池袋の新文芸坐で『日本のいちばん長い日』1965年作＆2015年作二本立て＆作家の半藤一利さんトークショー付きがあったが…
1945年のこの日、第二次世界大戦が終了しました。
俳優部出演作品です。避難民役。
