アメリカにとって（アメリカを囲む世界もだけど）9.11アメリカ同時多発テロをきっかけに多くのものが変わっていったんだなぁ。頭ではわかっていたけれど、実感をもって知るにはとても参考になるドキュメンタリーだ。（本筋と違うけど）
このドキュメンタリーは、エドワード・スノーデンがローラに託した1通のメールから始まる。citizenfourと名乗って。怪しさ満点だけど、相手に配慮を重ねたそれをジャーナリストたちは丁寧に受け取って、香港で落ち合う。NSAが9.11から始めた情報収集プログラムに対する内部告発を若干29歳の青年はひとりでやってのけた。
もちろん、賛否両論あるのだけど、問題提起することの重要性を教えてくれる。
オリバー・ストーン監督の「スノーデン」が面白くてこちらも。香港での出来事をこんなにも長い時間撮影していたことにまず驚く。
そしてドキュメンタリーでは、このスノーデンの問題提起に対してあらゆる立場の人がそれぞれの見解を説いたり、行動を起こしていて興味深い。
色んな人の意見を聞きながら自分の頭で考えたい。そして考え続けることが大事なんだなと彼らをみていて学ぶ。
