シチズンフォー スノーデンの暴露の作品情報・感想・評価

シチズンフォー スノーデンの暴露2014年製作の映画)

CITIZENFOUR

上映日:2016年06月11日

製作国:

上映時間:114分

3.7

あらすじ

ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラスの元に重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきた者がいた。コードネームは、CITIZENFOUR。2013年6月、香港でのインタビューに現れたのは当時29歳のNSA職員エドワード・スノーデン。彼の告発とは、米国政府によって一般国民全ての通信は監視されているという衝撃の事実だった。世界を駆け巡った暴露“スノーデン事件”の始まりと真相、スノーデンの亡命ま…

ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラスの元に重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきた者がいた。コードネームは、CITIZENFOUR。2013年6月、香港でのインタビューに現れたのは当時29歳のNSA職員エドワード・スノーデン。彼の告発とは、米国政府によって一般国民全ての通信は監視されているという衝撃の事実だった。世界を駆け巡った暴露“スノーデン事件”の始まりと真相、スノーデンの亡命までを克明に記録する。

「シチズンフォー スノーデンの暴露」に投稿された感想・評価

ドキュメンタリーの真髄。
スノーデンの真髄。
オリバーストーン監督作『スノーデン』ではメリッサレオが演じる、ローラが監督のドキュメンタリー作品。

映画的な演出や脚色を除けば、伝える内容も描かれる時期もオリバーストーン版と全く同じ。姉妹作とも言え、オリバーストーンの『スノーデン』は、言わば広告塔的な役割の作品だということがよくわかる。

スノーデン本人が実際に香港のホテルでインタビューを受ける様子が出てくるので、オリバーストーン版と見比べることができ、スノーデン役であるジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力の高さに舌を巻く。声色や仕草、話し方、視線の移し方までそっくりだった。

今作でのホテル内のインタビューやニュースキャスターとのやり取り等は、会話を切り取って編集しているだけのはずなのだけど、非常にドラマティック。
まるで演技かのようなリアクションは、改めて外人の表現力ってすげぇな、としょーもない感想が沸く。

コレクトイットオールによる監視、プライバシーの侵害はすなわち個の自由を奪うこと。他の価値観を認めない、価値観の侵略、支配。
そんなことをしていたら、どんどん閉じたつまらない世の中になっちゃうよ。
see

seeの感想・評価

3.7
記録
“彼”から送られてきた暗号化されたメールから、全ては始まる。

それはまるで弓を引くように緊張感を伴いながら、互いの存在を“敵”に知られないように警戒しつつ、物音を立てずに、ゆっくりと“彼”に歩み寄っていく。

その溢れんばかりのスリルがある展開に、思わず唸る。

「Wow...」

会話のスピードが何倍速で進んでいるのか疑ってしまうほど、専門用語のオンパレード。

僕にはまったくついていけなかった。

字幕の一文一文を理解しようと、何度も一時停止しながら、懸命に頭のなかでイメージすることを心掛けた。

前もってジョセフ・ゴードン=レヴィット主演映画「スノーデン」を観ていてよかった。

【ハンドルネーム:シチズンフォー】

彼の名は、エドワード・スノーデン、当時29歳。

先ず彼は、マスコミは人格に焦点を当てすぎだと苦言を呈す。

確かにそう思う。事前にフィルターができてしまって、問題の中心が歪んで見えてしまうからだ。

そういう意味で、映画「スノーデン」では、スノーデンの人物像と置かれた環境が主に描かれていた印象を残す。

それとは反対に今作は、ほぼ問題点にのみスポットを当て、迫り来る政府の監視と圧力に臆することなく、人権尊重を国民に訴えかけている。

「誰もやらないなら、僕がやる」

スノーデンはそう言って、政府の“嘘”を暴露した。

これは時代の流れの恩恵もあると思う。

正しいと思うことを正しいと口にしやすい環境が整いつつあるからだ。

それでも、まだまだ圧力は消えない。

人々の暮らしは、何かと便利な方向へと進歩していくが、良いことばかりではない。

もちろんそれは人間の在り方にも通ずるものがある。

善人か、悪人か。

自分で判断できるのか、誰かに判断されるのか。

闘いは一生、終わらない。

p.s.

映画「スノーデン」を先に観ておいて、本当によかった。
ヌヌ

ヌヌの感想・評価

3.6
以前「スノーデン」鑑賞したのでドキュメンタリー版のこちらも必ず観ようと思っておりやっと。

「スノーデン」と比べ、状況の説明も少なく、告発内容も詳しいので初見は難しく感じました。
みながらすぐに理解できなかったです。
編集のためか、生々しさは少なくドキュメンタリー映画を観ている感覚はあまりせず。

本人と関わった人たちの様子がそのままに映されている点で貴重な映像だと思うし、
告発としてとてもインパクトがあるので、満足度より高めにスコアつけました。

ガーディアン紙の記者が段々本気で当事者になっていく姿、最後に出てくるスノーデン氏の目の下の隈が半端なかった所など現場の様子が伝わってきます。
「スノーデン」とのセットでの鑑賞をオススメします。

「昔は自由と呼ばれていた事がいまはプライバシーと呼ばれている」
そのプライバシーが侵害されるという事は。
saki

sakiの感想・評価

3.4
この世界は既に緻密な監視網の中にあるという現実の実証。
ドキュメンタリーの作りとしては凡庸。
ジャーナリストや支援者、内部告発者たちの気骨は崇高。

この映画の中ではまだ通信機器だけをすごく警戒していたけれど、
近年流行りだしたIotの商品たちは通信機器以上にセキュリティがザルだから簡単に遠隔操作されて悪用されてしまう。
昨年の世界規模のサーバーダウンも一般家庭のIotを経由してばらまかれたウイルスのせいだった。
自分の家の冷蔵庫やポットやテレビなんかが他人の悪意で動かされたり、盗聴や盗撮の端末化されてプライバシーを暴かれるけれど、一般ユーザーにその意識は皆無に思える。
スノーデンの暴露した時期よりも更に簡単に詳細に、国家の管理は強まっているだろうなと思う。
技術の進歩や商品の浸透スピードに、人々のリテラシーが追いついていないことが怖い。
単調なドキュメンタリーだけど、学校なんかで観せてもいいんじゃないかなと思う。
まろん

まろんの感想・評価

3.1

元CIAのスノーデンがアメリカによる世界中のメールやSNSなんかの盗聴を告発しアメリカという大国の悪事を全世界の皆に知らしめるってストーリー……

要するにそうそう人の悪事なんか指摘できるもんじゃないけど……
スノーデンって人はアメリカ相手にやりやがった!!

実際は大事なのだけれど…物語りは淡々と淡々と進んでいく……

最後の破れた紙切れ……めっちゃ重要過ぎて見過ごすところ……いわゆる紙切れに書いてある文字?言葉?が写っているラスト数分が大事なんだ……そんなエンターテイメント性が遠い映画
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