ひそひそ星の作品情報・感想・評価・動画配信 - 9ページ目

「ひそひそ星」に投稿された感想・評価

JTK

JTKの感想・評価

1.5
著名な映画監督が趣味性の強いアマチュア映画めいた作品を作るのは取り敢えず良しとしてせめて入場料は半額にして欲しいものだ。というか簡単に言うとつまらん。「リアル鬼ごっこ」を遥かに超える駄作。時間と金の無駄。これから園子温の作品を観るときは予め予告編くらい観とこ。反省。
難しくて自分の力量では評価できない。
神楽坂恵が好きなので最後まで堪能できたけど…。園子温監督は深い。
endo

endoの感想・評価

1.0
何周か回って深いのかどうか、まず深いの定義がなんなのか分からなくなった。
映像から読みとる力が大切なのかは分からないけれど、ただ、見ていて退屈だったのは事実。


町並みの映像は印象的。
私には難しすぎた。
同じ園子温の映画でもすきな好きだし分からんのは分からん。
kny

knyの感想・評価

-
何回も寝落ちやながら見で一向に進まないから、面白くないんだと判断してしまった
福島の景色がかなり印象的。
2018.62本目

このレビューはネタバレを含みます

※この映画は、レビューを見る前にまず鑑賞した方がいい。園子温と鑑賞者の間に、第三者の解釈を入れない方がいい。
まだ見ていないなら、すぐにこのページを消して下さい。

 ある人との会話に触発され、ここ数年、園子温監督の新作映画を見ていないなーと思って鑑賞。やはり勝手な決めつけはいけない。それは素晴らしい作品との出会いを阻害するなにものでもない。

・・・・・・・

「20億光年の孤独に
 僕は思わずくしゃみをした」(谷川俊太郎)

 人類が絶滅種と認定される程に減少し、人工知能8割、人類2割となった時代での、宇宙船に乗って孤独に旅する配達員、鈴木洋子のお話し。
神楽坂恵さん演じる鈴木洋子は、単3電池で動き、2体以上製造されたアンドロイドだ。しかし、鈴木洋子は爪を切るし、孤独の中で思わずくしゃみをする。タバコを吸うし、人を真似て靴にはまった空き缶を取らない。
 時折みせる人間らしい非合理性と感情が愛おしい。モノクロの映像の中にある確かな感情が僕の心を惹き付ける。

 僕が持つ、カラフルでバイオレンスでエロチックな園子温映画のイメージとは正反対に、モノクロで静穏な映画。そして、「希望の国」以来の完全な社会派。

 撮影地は福島。エンドロールはないが、冒頭において、浪江町役場、南相馬市役所、富岡町役場、浪江町の人々、仮設住宅の人々が映画に協力していることがわかる。
鈴木洋子が配達のために降り立つ星は、そのほとんどが荒廃した街。
「人類はあれから
何度となく大きな災害と
大きな失敗を繰り返した。
その度に人は減っていった。
宇宙は今、静かな平和に包まれている。」
というのが設定。

 また、題名に示されるとおり、登場人物は全員”ひそひそ”と話す。大きな声で話すことが悪であるかのように。30デシベル以上の物音をたてると人類は死ぬ恐れがあるとされているからだ。デシベルは、おそらくベクレルの暗示。さらに、作業着を洗濯機で洗う描写が幾度かある。これは、おそらく除染の暗示だと思う。
 「人類だけが住んでいる最後の星」においてシルエットで描写される人々は、過去のフクシマを描写したものなのか、現在か、それとも未来か。フクシマ以外の土地に住む人間なのか、地域の限定のない人類全体を表したものなのか、はたまた特に暗示の意味がないのかが、僕にはわからなかった。
 
 この映画で再確認出来ることは、2011年から現在にいたるフクシマを風化させてはならない、ということ。「オレは忘れてねーぞ。お前らはどうだ?」っていう園子温監督の問いかけだと、個人的に感じる。

 最後に。
この映画の世界にはテレポーテーションの技術が存在し、それを使えば宅配便配達員は不要なものとなる。しかし、人間がテレポーテーションを利用することは「距離と時間に対する憧れ」を失わせて、人間の感情を退廃させることから、人間はその技術を使わないようになった。鈴木洋子いわく「距離と時間に対する憧れは、たぶん…クシュ!…人間にとって、心臓のトキメキのようなものだろう」。
そして、鈴木洋子はアンドロイドではあるが、彼女も配達のために「距離と時間」に向き合う存在だ。上に書いた、彼女が時折みせる愛おしさは、宇宙の旅の中で、「心臓のトキメキ」を感じているからなのかもしれない。

ま、知らんけど笑。
深すぎて、全然分からん映画。
鬱になりそう!!! これを映画化できる園子温ってある意味天才なのかもね!

全部説明してくれないところが絵本みたい。観る環境音楽だったかもしれない。

不足してる分、鑑賞者に想像の余地がある。
コンセプチュアルに振り切った映画。だとしたら観た人が感じたことは全て正解。

児童小説のような宇宙の世界観が懐かしくて、昭和を感じる家具たちは親や先祖を思い出させる。
一方で人が居た形跡だらけなのに今はほとんどいない景色は半分現実だということも知っているから寂しくて苦しい。

でも全体を通してこの世界では何かを成し遂げるには足りなすぎる時間から解放されていてすごく穏やかな気持ちになった。

どうしても乗り越えられない辛いことからは逃げて良いと思う。向き合おうと思ったときに向き合えば良いと思う。現実逃避を馬鹿にしちゃいけないよ。

正直言うとこんなんばっかり観る体力は無いけど、こういう、作りたい作品が作れる環境があってほしいね。

で、最後の星がひそひそ星なの?
きよP

きよPの感想・評価

4.5
園子温監督の作品は、バイオレンス&エロティックの反社会的なものしか見たことがなかったので、この作風にとても驚いた。長年構想していたものだとか。とても温かい作品だった。
いろんな惑星で細々と生き残る人間に宅配便を届けていたが、もしかしたら死んだ人も混ざっていて、あの世とこの世を超えて「思い出」を届けているのかななんて思った。撮影地は福島。震災から何年もたったが、かつて人がいたはずの街には静寂しかない。でもそこに人がいるという設定にしたことで、細く差し込む希望の光のようにも見えた。音がほとんどなく、モノクロで、詳しい説明もない。説教じみたものもない。
あの無感情なアンドロイドも、心のようなものができ、アレを思い出ボックスにしまっていた。それを届けるのならあの人だよね、きっと。噛み締めれば噛みしめるほどいろんな思いが湧き上がる作品だ。
短い映画なのに
とてもとても長く感じる。
しかしどんな展開になるのかは
気になり2日に分けて鑑賞。

今そこにあるなんでもない物
なんでもない光景がかけがえの
ないものである。という事や、
望みすぎては破滅してしまうという
訴えは分かるし、共感もできる
なんでもない光景が凄く美しかった。
が本当に長かった。