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合葬のtakeのレビュー・感想・評価

合葬(2015年製作の映画)
3.8
怪奇めいた冒頭に、これは何?どうゆうこと?と心がざわつく。
死が身近だった時代の3人の少年たちの青春時代劇
その少年たちの感情や心の動きは、現代のリアル少年世代にものすごく近いと感じる。
疑問と迷いの中で若く純粋であるがゆえ選んでしまう道、無責任な大人たちのなんと罪深い・・・
ざわざわしていた心は観終わる頃には、あれこれなるほどと結びついて腑に落ちる。
夢か現かと観る人に想像させる作風は、京極夏彦好きの私には大変好ましいものだった。
夢にしたいか、現にしたいか、さてどっちがお好き?(^^)えへ♪私は夢かな~
何度も観ると、あえて言葉にしていない表現に気づく事ができて
噛 めば噛むほどのスルメ映画であると思います。
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