ドリアン助川の小説「あん」を原作に、監督・脚本を河瀬直美が務めて製作された2015年の日本映画
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雇われ店長として日々どら焼きを焼き続ける千太郎。ある日、店に訪れた手の不自由な老婆がバイトに雇ってくれと懇願してくる…
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とても、とても美しい映画
あんこを炊く姿も
四季折々の景色も
登場人物達の心も
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あんこを扱うものとして見たから
普通の人が見るより感動したかも
あんこの声を聞かないとなあ
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日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した樹木希林。この人はもう演技とかいう言葉の領域を超えちゃってます。神技です。言葉が心に染み込んでくる女優さん
永瀬正敏も味を出してる。若い時からいい俳優だったけど、自然体で演じられる凄みを感じたなあ。
樹木希林の孫の内田伽羅も将来が楽しみな女優
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河瀬直美監督の女性監督らしい繊細さが素晴らしい。この作品はカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品された作品だけど、国際的な評価が高い監督。なんせカンヌ国際映画祭で審査員に選ばれたんだから本当に凄いこと。
賞レースと関係ない「アウト・オブ・コンペティション」なのに、カンヌ国際映画祭招待作品とかいって番宣しまくってる某映画はかなり恥ずかしい。
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生きていること
それがどんなに幸せなことか
今日も明日も大切に生きよう
そう思える素敵で美しい映画
