のどか

あんののどかのネタバレレビュー・内容・結末

あん(2015年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

どら焼き店の雇われ店長が、らい病の老女と出会うことで変わっていく話。老女の作る粒あんによって繁盛して、けどらい病の噂が広まって衰退。お店は雇い主のによって変えられてしまう。そして老女は、アルバイトを辞め、後日亡くなる。いつでも温かく、優しい人柄だった老女に影響を受け、雇われ店長は自ら、老女が好きだった桜の木の下で、春、どら焼きの出店から再起を誓う。

映像が綺麗であったかい。ただ風景が流れるのも、なんとなく意味があるように感じて、また綺麗だから心が洗われる。日本映画ならではかな。

永瀬正敏のぶっきらぼうな感じ。男泣きのシーンはなんか心動かされる。あとは樹木希林のおばあちゃん感。おせっかいで、優しくて、あったかい。言葉1つ1つに意味があって、重みがあるから感情豊か。純粋で、美しい。いい。
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