タジ

あんのタジのレビュー・感想・評価

あん(2015年製作の映画)
4.8
徳江さんとお月様と私と3人の約束だって🌙
塩どら焼き✨ てんちょさん💕と呼ぶ希林さんの姿に涙が出てきました😂

日本の映画の美しさを感じられる気がしました🌟透き通った濁りのない川の流れのような、透明感です🌸樹木希林の見せる抜群の演技に、あの手紙の言葉の語りに、市原悦子さんとの掛け合いの演技も、他の俳優の演技まで高めている存在感にも、改めて彼女の凄さを感じました😹✨

ある日、どら焼き屋(どら春 名前も素敵でした😆💕)のアルバイト募集を見て、働きたいと申し出る婦人のお話です。餡作りを通して、彼女の小豆との会話、風や自然の木々、小鳥のさえずりなどが伝える自然の素晴らしさ、変わらない同じ日本人なのにハンセン病患者として隔離された環境の中での生活を強いられたこと、ハンセン病の方々に対する偏った見方、考え方があった事、また陽の当たる世界に出たい願望などを伝えています。春、桜、太陽、月、春のそよ風、生命、素敵な風景の中に溶け込む日常が素敵に感じました🌟

好きなシーンは、ラストのエンドロール前の永瀬正敏の言葉が1番でした😂✌️
そして、「てんちょさん、楽しかったです、美味しいときは笑うんだよ」と話す徳江さんのセリフの優しく染み渡る感動は、本当にヤバイですね🌸
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