今週末中止になったお花見の代わりに桜がキレイそうな映画をチョイス🌸
甘くてしょっぱい塩どら焼きみたいな映画だった。
徳江さん＝樹木希林さんの言葉や表情の全てがあたたかい。今までたくさん辛い事や理不尽な思いをしてきたからこその、人をやさしく包み込むような人柄と雰囲気。人生に挫けそうになったら、私も会いに行きたい。
じっくり丁寧に小豆をおもてなししてあんを作るシーンは観ていて心地よい。
月・風・鳥など自然が発する言葉に耳を傾けてみたくなった。
自分ではどうしようもないことってあるけれど、その状況の中でどう生きていくかは選ぶことができる。学校がつまらないという中学生たちに徳江さんが言ったように、どうせなら自分が楽しいと思えるような生き方を選んでいきたい。
徳江さんはステキだったけど、作品としては私には少し淡々とし過ぎていた。ワカナの母との確執や店長との関係など疑問が残った部分もある。
美味しいどら焼きが無性に食べたくなった。
