せっきー

Mr.Children REFLECTIONのせっきーのレビュー・感想・評価

Mr.Children REFLECTION(2015年製作の映画)
5.0
映画というか、ライブとして満点。
未発表曲中心のツアーでもこんなに人集められるって、なかなかいないよな。まず1曲目がロックバラードの「Everything(it's you)」で会場にいたほとんどの人が意表突かれたはず。こんなにしっとりとしてる名曲でライブが始まるなんて誰も想像できなない。イントロのドラムがなった瞬間、みんな声出して驚いてた。で、2曲目は良曲なのになかなか演奏されないレア曲、「旅人」。俺含めてファンでこの曲をライブで聴きたかった人はめちゃくちゃ多かったはず。3曲目は定番の「名もなき詩」で一気に会場との距離を縮めた。「名もなき詩」をやる前に「今までのMr.Childrenの最後の曲です!」って言ったのがすごく印象的だった。プロデューサーの小林武史から自立したい、自分の音楽をやりたいという強い思いからreflectionを完成させたからだ。要は彼らにとって生まれ変わりの作品である。ここから未発表曲が始まる。確かに、小林武史がいない分、良くも悪くもロック調の曲が増えた。でもほとんどの曲が初めて聴くのに耳にスッと入ってきたのは、桜井さんさすがだなーとしか言えない笑特に「未完」は、まだ俺たちは終わってないぜ!こっから生まれ変わってまだやれるんだぜ!っていう強いメッセージを感じた。途中でファンクラブ投票の結果発表1位の「口笛」を披露。大好き。ラストは99年に出された「光の射す方へ」のカップリングである「独り言」。こんなのよっぽどコアなファンじゃない限り絶対知らないと思うけど、ちょっとダラけてて、さびれた感じがたまらなかった。今年で25周年を迎えるけど、一向に止まる気配がない、どこまで行くんだろうか。
せっきー

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