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バケモノの子のazmのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.0
熊徹と九太の師弟関係、お互いに刺激を受けて成長していく過程は面白い。
キャラ名忘れたけど、熊徹と九太を見守るふたり(大泉洋とリリー・フランキーが吹き替えているキャラ)も個人的には好き。
声優陣は俳優さんがメインだったけど、うまい人が多くて良かったです。

ただ、ヒロインの女の子と主人公の実の父親は微妙だった。
『行きて帰りし物語』という物語の構造的に、九太が現実世界を知っていく過程が必要だったこと、そして帰れる場所が必要だったことはわかる。けれど、なんか納得がいかないというか…。

あと人間が持つ心の闇に関して、もっと深い掘り下げが欲しかった。
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