あきっこ

バケモノの子のあきっこのネタバレレビュー・内容・結末

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

前評判よりは面白く感じたんだけど、なんとなく納得いかないこの感じはなんなんだろう……。
見てる間ずっとディズニーの『ターザン』が頭にあったんたけど、九太もバケモノ界に残るという選択をすれば私は満足したんだろうか?どっちにしろ、しょっちゅう現実の渋谷に帰れるという設定はあまり良い働きはしてなかったかも。父や楓の話が浮いちゃってるというか。あと、終盤「闇」に関するキャラクター達のセリフがすごく説明臭く感じた。
逆に熊徹、多々良、百秋坊とかはすごく好きでもうちょっと見ていたかったな~。一郎彦と九太の関係性の描写ももっと見たかった。ネットで、九太が「バケモノの子」としての自分と一郎彦について語っている小説版の場面を見て、そういう所を映画でもやってたらまた違ったんじゃないかな、と思った。
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