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バケモノの子のkazuのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
2.5
あまりにも世の中が細田守、細田守と盛り上がってる気配を感じ…食わず嫌いは良くないだろうと数本を鑑賞するも…

ことごとく趣味が合わず笑

そして本作も先日テレビでやってたので録画して鑑賞…


うーん…

何故に世の中はこんなにもこの監督を推してるのだろうととても疑問に思う。

放送した日テレに関してはまるでポスト宮崎駿と言わんばかり笑


俺はあまりアニメを観ない。

それでも宮崎駿作品と細田守作品の違いはわかる。


感じたまま、書く。

この監督の作品をこれまで数本観て、共通する感想が、ある。



とてもテンポが悪い。



例えば、キョロキョロするシーンがあったとしたらこの監督の作品は大概、

キョロキョロキョロ、する笑

クマテツとキュウタの追いかけっこにしても、
2回やれば、「あー、天丼ね」なんて微笑ましくもあるのに、
3回やるから「しつこ!」ってなる笑


なんかそういうストレスが120分続くととにかくモヤモヤする。

そんなとこに時間を割くなら、もっと本当に説明して欲しい、もしくは説明した方が良いシーンに使ってほしいなんて思う。

なんか変なところはやたらすっ飛ばして、変なところはじれったいくらいの時間を割いてるって感じで…


要は…テンポが悪い。


お涙頂戴のシーンにしても、分かり易すぎて泣けない笑
泣いてくれ!ってオーラをビシビシ感じる笑

細田監督のファンが渋谷の路地裏を見つけては、「あー!ここキュウタが逃げ込んだとこだよね!」と歓喜する…ことを想定したうえでの設定ってのが見え見えと言うか…みんなが好きな、渋谷という街を安易に利用されているようでこれはこれでモヤモヤする笑

もちろん、親と子の絆や愛など伝えようとしてることはわかるし、伝わることも多少なりともあるにせよ

同じテーマでもっと感動できる映画は他にも山ほどある気がする…。



うーん

もう当分この監督の作品はいいや。
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