本当に胸クソが悪い映画だけど、それこそまさに言いようのない『怒り』なのかもしれない。
クローゼットではなくゲイがゲイとして登場する映画として記憶に新しく、宮﨑あおいから広瀬すずへ新世代のバトンタッチ…
国宝からの李監督プレイバック。こちらもまた違う種類の凄みがあった。得体の知れない3人はもちろんそこに関わる俳優陣の演技も良いし、上手くミスリードする演出や伏線も見事。
まだあどけなさが残る広瀬すず…
美しいカンバスに、怒りが込められた色を塗れば、それはどう見えるのだろう
残酷だが、美しくヒューマンドラマを描く描く。ジャンルはミステリーだが、この作品で肝心なのは「毒」のほう。
このえぐみの…
悲しみからくる怒り、信じていたのに裏切られて込み上がる怒り、自分が相手のことを信用しきれなかった怒り。
色んな「怒り」を何者なのか分からない3人の周りでとても上手く分かりやすく表現していた。
今まで…
(C)2016映画「怒り」製作委員会