怒りのPokkopokkoのレビュー・感想・評価

久しぶりに見た邦画の名作。とてつもなく重い余韻を引き摺るが、それにも増して全俳優の凄まじい名演と脚本、演出が息をつかせずこちらのこころをぐいぐいひっぱる。実際、渡辺謙や妻夫木聡、綾野剛など、この作品こそいままでのベスト演技なのではと感じたり。広瀬すずと宮崎あおいの激しいシーンはトラウマを遺すレベル。
原作を読んでないので比較できないが、原作と違うといわれるエンディングにこそ、監督のギリギリの希望への橋渡しを感じた。