怒りのLEGIONのレビュー・感想・評価

三つの物語が並行して展開されていく作品でどの物語も種類は異なっていたが、自分に対しての”怒り”など登場人物に生じる感情面には共通点があって人間の弱さをはっきりと描いていた。
展開されていく三つの物語上に八王子の夫婦殺害事件での容疑者と思わしき人がそれぞれ現れ、誰が犯人なのかというミステリー要素の強い構成にはなっていたが、ヒューマンドラマの要素がそれ以上に高いものとなっていたため怖さのある緊張感に人間関係などの情緒的なものを同時に感じて楽しめた。