このレビューはネタバレを含みます
観ている過程で足元がぐらついていくような感覚
不安になって覗き込んだら落っこちた、みたいな東京編と千葉編に対して最後まで信用してたからこそ反動で完全に崩れてしまった沖縄編の対比が綺麗だと思った。落ちた信用は拾えるけど崩れた感情は元どおりにはなりませんってことか。
ラストについて、田中の泉ちゃんと出会ったことで埋められつつあった部分が事件をきっかけに崩れてしまったように思う
2人のことを大事に思っていたからこそ自己嫌悪に陥った(壁の怒と白いメッセージは自己嫌悪から生まれる自責と逃避)と思うしそれすらも受け止めて欲しくて辰也に最後の感情を吐露したと思う、「お前は俺の何を知って信じたわけ？」という問いかけは逆説的な辰也に信じてほしいと縋る思い…？
あーもっと落ち着いて自分なりの解釈を深めたい
