店長はアームレスラー

怒りの店長はアームレスラーのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.8

怒り よりも 哀しみ でした

もっと、もっと、激しく、複雑なものを期待してたんで、それ程は突き刺さりませんでした。

三者三様なストーリーが展開されていくのですが、各ストーリーの設定のなかでうやむやになるところも多く、薄っすらとしか感情移入しない為、三本の矢にはなりませんでした、もし、これが、全ストーリーが完成されてたら、すっごい一本の矢となって突き刺ってたんだろうな〜
その為には、4時間くらいの尺になりそうなんで、また、違った問題も出てくるからですね〜

日常で起こり得ることばかりで、私から言わせてもらえば、おいおい、そのくらいのことでそうなるのか? って展開も多かったです、これだったら、私の日常を映画化した 怒り の方が 怒り らしいのではないか
っても (笑)

でも、玄関に座り込む、謙さんの後ろ姿は流石でしたね〜 伊達に不倫してませんよね〜 (笑)あと、謙さんが自宅の外を玄関まで石段を上がってくるシーンがあるんですけど、このシーンが美しくて美しくて
沖縄の海より美しかったです(笑)私だけかも(笑)

李相日監督、フラガールの方が好きかな
ジャンル違いますけどね(笑)

あ、 悪人 観なきゃ!