せい

怒りのせいのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.2
もうとにかく圧倒された。見たあとの疲労感半端ない。映画2本一気に見たみたいな感じ。
誰が犯人なのか。整形後の写真もいい感じに3人の特徴捉えてて全然誰が犯人か分からなかった。皆謎ばっかで誰が犯人でもおかしくなかった。森山未來いきなりキレ始めた時まじで...まじでやばいなって思った。怖すぎる。
宮崎あおい可愛かったなあ。お弁当食べたくなる。千葉組は微笑ましい気持ちで観れる。
沖縄の乱暴されるシーンなんかもう怖すぎて軽くトラウマ。自分が女だからこそだけどあんなん逃げられるわけないし凄く怖かった。砂浜での広瀬すずちゃんのシーンめちゃくちゃ泣いた。どうにもできないもどかしさ辛かった。
お弁当太ももで直そうとするところとかもう綾野剛全部が可愛かった。これは惚れちゃうよね。ふたりがベッドで寝てるシーンそこにすっぽり収まってる感じが可愛くて微笑ましかった。
最後真っ赤な壁に書かれた「怒」は悲しかった。全部が詰まってるんだと思った。

レンタル始まったのでまた見た。劇場と合わせて3回目。最近「愚行録」を見たばかりだったので、これは本当にあの妻夫木聡か?となった。妻夫木聡って凄いんだなって再認識。
ただただ悲しい。演技のこととかよく分からないのだけど、ひしひし感情が伝わって来る。俳優さん本当に凄い。個人的には広瀬すずちゃんのことは舐めてた節があって、劇場で初めて見た時は衝撃が大きかったな。テレビで見てもあのシーンはトラウマものだった。本当につらい。いい作品だ。
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