LalaーMukuーMerry

怒りのLalaーMukuーMerryのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.0
何のつながりもない千葉、東京、沖縄の3つの人たちの生活にそれぞれ入り込んできた、身元を隠そうとする不審な感じの青年。まわりの人たちと不器用ながらも繋がりが深まってきた頃、殺人事件の犯人捜索のニュース。逃亡中の犯人のモンタージュ写真が、3人の青年の誰ともよく似ている。まわりの人のこころに生じる疑いの念…
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犯人推理のようにも思えるが、これは人を信じるということを描いた物語です。最後まで信じてやれなかった人、信じていたのに裏切られた人…。言ってしまえばそれだけなのですが、演じる役者がみんな素晴らしいので、引き込まれてしまいます。
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だけど、わたし的には、犯人の犯行の動機を話す男の内容にポカンとしてしまいました。そんなつまらない理由で人殺しができるものなのか? それに、お前は何でそれをさもわかったように断定できるのか? その場にいたのか? おかしいだろ?
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あとは、沖縄米兵のレイプ問題、これは酷い。少女は人には絶対に知られたくないと言い、泣き寝入りに終わってしまいそう。レイプ繋がりで思い出すのは、先日記者会見して元TBSの有名記者を訴えた詩織さんは、とても勇気ある人だったということ。それにひきかえ、何を忖度したか土壇場で容疑者に逮捕状を出さなかった警視庁、こっちも相当ひどい。教育の場でこうことをしてはいけないと、青少年の頭に叩き込んでおかないと。子供が変われば、親も大人も変わらざるを得なくなる。ろくでもないことをする大人や政治家には、子供から蔑まれて、社会の表舞台から退場してもらいたい。社会を根本から変えるには、まずは教育からです。
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脱線しても~た。