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怒りのsokbuのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
5.0
原作を読んでいたのだが、原作の方は冷静に読めたのだが、今回、映画を観たら原作より泣けた。犯人も分かっていたので、今回はよりそれ以外の人物の感情をメインに観たからかもしれない。だから犯人が分かるまでのストーリーは割と淡々と観られたのだが、結末のところでそれぞれのカップルの関係が強固になっていく部分で3回泣けたなあ。犯人の怒りは映画ではちょっとぼやけちゃったけれど。もちろん相手を信じきれなかった自分自身への怒りだったり、沖縄問題で声を上げらればい怒り、女性として米兵に暴力を受けても誰にも言えなかった怒りなど色々な形の怒りがある。信じることの力も感じたな。でも、あの長いストーリーをここまでまとめたなあと、それはすごい。悲しいというより、自分の中にある相手を思う気持ちを確認させられるという意味でも良かった。最近付き合い始めた彼氏と観たからか、いろんな意味でリアルだった^^;
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