しゃおりん

怒りのしゃおりんのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.7
大切な人を信じられなかった。
信じていた人に裏切られた。
自分のプライドを傷つけられた。
身を切るような感情の爆発。一つの殺人事件を巡る人間の血の巡りというか「生」が殺人現場の腐臭と血の生臭さと一緒にべったりと私に手形を残していった感じ。
最後に綺麗な海を写して、その中で泉が絶叫するシーンの「それでも人生は続いていくのだ」感も良かった。