ばま

怒りのばまのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.1
信じたかった、信じられなかった、
ごめんなさい。


3人の正体不明の怪しい男
(綾野剛、森山未來、松山ケンイチ)

誰が犯人なのか、犯人は本当にこの3人の誰かなのか、
作りが上手い。
3人が3人とも怪しい。
ポスターと似てる、映像もそっくり。

でも、3人それぞれ
東京、沖縄、千葉にストーリーが濃密で
3人のことを信じてる人がいて、
信じきれなくて…人間の性。エゴ。

もう、それはしょうがないよ。
だってエゴがあるもん。


普通は、登場人物の誰か1人ないし2人に感情移入することは多いけど、

この映画は、すごく薄く、全体的に感情移入する。
こんな感覚初めてかも。



広瀬すずちゃんの、海の中での
叫びが素晴らしい。

テレビの小さい画面から、エネルギーがブワッて飛び出してきた。

ダンスとかミュージカルとか、
舞台で役者さんのエネルギーを感じることは多々あるし、
それが生の舞台の良さやと思ってるけど、
正直、画面からエネルギーを感じたのは初めて。
本当にこの人、爆発力があるなと
つくづく思う。

公園のシーンは、まじで号泣するかと思った。
映画館で見てたら絶対泣いてた、あのシーン。


対して、宮崎あおいは、
いつものイメージよりもかなり幼く描かれてる。
でも、宮崎あおいも、演技でこんなに爆発する人なんやと。。。


そして、心底リスペクトの森山未來のエネルギー、爆発力。凄まじい。

渡辺謙も、
ずーっと寡黙に、でも心の奥の
フツフツとしたエネルギーが湧き上がってる感じ。
それが、しっかり映像に入りこんでてすごい。



なんとも言い表せない。
犯人の怒りはなんだったのか。
なぜあの土木現場の先輩は、彼のことをあんなに理解出来ていたのか。


あぁぁぁああーーーくそーー
映画館で見たかった!!!
画面から溢れ出るエネルギーを
一心に浴びたかった。

我が家の小さいテレビで感じるんやから、
映画館なんかでみたら、それはもう
凄かったやろうな、、!