このレビューはネタバレを含みます
この映画は観るときの精神状態によって、感じかたが変わってくると思う。
人生の行き詰まりや格差を強く感じている今の僕にとっては観るタイミングが合っていたと思う。
精神状態の良いイケイケの時に観ていたら、ふーんこんなこともあるのかなというぐらいの感想しかもちえなかったかもしれない。
映画の内容は犯人候補である三者の物語を描いた映画。
それぞれに人に言えない闇を抱えた人物達。
その中で一番犯人に遠いと思われた田中が犯人だった。
田中の会話の話方や気遣い方等、僕自身出来ていないことばかりだったので、純粋に格好良いと思っていた。
そんな人物が抱える怒という闇。
人間とは、生きるとは、幸せとはを自問自答せざるを得なかった。