スピードスター

怒りのスピードスターのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

夫婦を殺害し逃亡中の容疑者をめぐる群像劇。

人を信じるに至るまでの描写が浅いから、各パートの彼らの慟哭が唐突な印象だった。

素性の知れない人を簡単に信じちゃうんだから、そりゃあ簡単に疑っちゃうよね。後悔しちゃうよね。
そんな思慮の浅い人達が頭の足りない人だったり性的マイノリティだったのがモヤモヤ。

この辺は先日鑑賞した「哭声 コクソン」の方がしっかりしてたと思う。信じる種類が違うけど。

ただ、俳優陣の演技合戦は楽しめました。
上記の理由で過剰に感じる場面もあったけど、的確なキャスティング。

周りの評価が高かったからハードル上げすぎたかな…。そう言えば『悪人』の時も同じパターンだったな…。