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怒りのaoiのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.0
人は他人を100%信用できないのか?

それぞれが別の個体である以上、その人のすべてを信用することはとても厳しい。親子でも、双子でも。
ましてや、新しく出会う人なら尚のこと、その人のひととなりを信用する判断材料は過去や素性になってしまう。
普段の素行が蓄積したのが実際に過去なんだし。

優しくされようが、愛してしまおうが、他人である以上、腹の底ではなにを考えてるのかわからないのは仕方ない。性善説はやっぱ破綻してるとおもうな。
なにをもって、人を信用すればいいんだろうね。


邦画あまり好きじゃないけど、これはよかったと聞いて鑑賞。ガツンと響くものがあった。観てよかった。
広瀬すずが那覇で迷い込むシーンは、不安を煽るようでとても上手かった。
千と千尋の神隠し的な、シャイニング的な、なんか、あの不穏な感じ。
あのシーンだけでもカメラワーク見直したいくらい。でも怖いのでぜひ昼間に。

しかし、あの年齢で広瀬すずの役は酷だったろうなー。演技とわかってても心が痛かった。

# 43/2018